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こんにちは!
やまと鍼灸接骨院のブログをご覧いただきありがとうございます。

「慢性的な腰痛がなかなか良くならない」
「検査では異常がないのに、常に腰が重だるい」

このようなお悩みを抱えている方にこそ注目していただきたいのが、
腸と腰痛の関係性です。

実は、消化器官である腸の不調が腰痛の一因となるケースは少なくありません。
麻布十番のやまと鍼灸接骨院では、こうした
『 内臓由来の腰痛(内臓体性反射性疼痛) 』にも注目し、
全身のバランスから根本改善を目指しています。

本記事では、腸と腰痛の関係、整骨院での対処法、
自宅でできるケアについて専門的な視点から解説します。

1.腸と腰痛の関係とは?

内臓からくる「関連痛」の仕組み

内臓に何らかの異常がある場合、その痛みは必ずしもその部位にだけ現れるわけではありません。
例えば、腸の機能低下や慢性的な不調が「腰痛」として表れることがあります。
これを「関連痛(refer pain)」と呼びます。

これは、内臓と筋肉・皮膚が同じ脊髄神経レベルでつながっているため、
脳が「痛みの場所」を誤認してしまう現象です。
特に、大腸や小腸の不調は、腰部(特に下腰部)の鈍い痛みや重だるさとして感じられることが多く見られます。

便秘や腸内ガスが腰痛に与える影響

腸の蠕動運動が低下すると、便秘やガスの蓄積が起こります。
これにより腹腔内圧が上昇し、腰椎や骨盤周囲の筋肉や靭帯に持続的な負荷がかかるため、
腰痛を誘発する要因となります。

また、腸内の毒素が腸管膜や筋膜に伝わっていき、筋肉に炎症を起こしてしまい、
その筋肉周辺の神経や血管を圧迫して出てくる痛みもあります。

さらにはガスの過剰な停滞によって腹部膨満感が増し、
姿勢が崩れやすくなることで、結果的に腰部へのストレスも増大します。

2.腸の不調による腰痛が起こりやすい人とは?

以下のような方は、腸の不調による腰痛を起こしやすい傾向にあります。

• 慢性的な便秘や下痢に悩んでいる
• ストレスを感じやすく、自律神経が乱れている
• 食生活が偏っており、冷たい飲み物や加工食品を好む
• 長時間の座位や運動不足による血流不良
• 骨盤の歪みや腹圧の不均衡
• 腸内環境(腸内フローラ)が悪い。

3.やまと鍼灸接骨院での施術アプローチ

麻布十番のやまと鍼灸接骨院では、腸の不調が関与する腰痛に対して、
以下のような施術を組み合わせて対応しています。

お腹への鍼灸・手技療法

• 腹部への軽い指圧や腸もみによって蠕動運動を促進し、内臓の活性化を図ります。
• 腹部や背部への鍼灸で、自律神経の調整を行い、腸の機能を正常化へ導きます。

骨盤調整と筋膜アプローチ

• 腸の位置は骨盤との関係性が深いため、骨盤の歪みや傾きを整えることで内臓機能にも良い影響を与えます。
• 腸を支える腸腰筋や大腰筋への筋膜リリースやトリガーポイント療法を行うことで、腰部の緊張を和らげます。

4.自宅でできる腸活と腰痛予防法

整骨院での施術と並行して、日常生活の中でできるセルフケアも重要です。

• 食物繊維・発酵食品の摂取(例:納豆、キムチ、味噌など)
• 毎日5〜10分の腸マッサージ(時計回りにやさしく円を描くように)
• 軽めの有酸素運動(ウォーキングなど)と十分な水分補給
• 腹式呼吸で副交感神経を優位にし、腸の蠕動を促進
• 普段の食生活で摂りにくいものへのアプローチ(サプリ等)
• 腸内フローラを整えるための腸活を取り入れる

5.まとめ|腰痛の隠れた原因に「腸」を疑ってみましょう

腰痛と聞くと、筋肉や骨のトラブルを連想しがちですが、
内臓、特に腸の状態が深く関係していることも多くあります。

麻布十番にあるやまと鍼灸接骨院では、

「症状のある部分だけにとらわれず、全身のバランスを診る」

ことを大切にしています。

また腸活に関しても専門医の指導を受けておりますので、
どうやっていいかわからない、うまく行っているのかわからない方は
施術と一緒に個人個人に合わせた腸活プログラムをご提供しております。

「腰痛がなかなか改善しない」「腸の調子も気になる」という方は、
ぜひ一度当院までご相談ください。

鍼灸や手技療法、骨盤調整を組み合わせたオーダーメイド施術で、根本からの改善を目指します。

やまと鍼灸接骨院HP