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皆さん、こんにちは。

やまと鍼灸接骨院の近藤です。

今日は「鍼の効果とは?」の時にも触れましたコリについてより詳しく、

そしてお悩みの方も多い「肩コリ」をメインにお話ししたいと思います。

肩コリを感じたのはいつから?

昔おばあちゃんから
「肩コリがつらいから肩叩いてくれるかい?」
って頼まれたことありませんでしたか?

その時は多分子供だったでしょうから、
肩こりの辛さなんて皆さんわからなかったと思います。

しかし学生時代で勉強をするようになってから、
肩こりをなんとなく感じ始めませんでしたか?
勉強に集中できなくて整骨院で施術を受けた方もいるのでは?
人によっては肩こりが悪化し、
頭痛などに悩まされていた人もいると思います。




”コリ”の作られ方

では、そもそも「コリ」ってなんでできてしまうのでしょうか?

「コリ」は身体の筋肉が力を入れていなくても硬くなったところの事をいいます。
筋肉のある一部分が収縮したまま戻らなくなってしまっている状態です。
この状態を作ってしまうのは、動かないで「同じ姿勢」で「長時間」いる事で発生します。




等尺性収縮

もうちょっと専門的なお話をすると、
等尺性収縮の状態を長時間続けた場合に発生します。
この等尺性収縮とは、「筋肉が力を入れてもその長さが変わらない状態での収縮」のことで、
筋肉が力を発揮しているけど動かない、という状態をいいます。

例えば、水の入ったバケツを肩の高さまで上げた状態で維持した時、
見た目的には全く動いていないですが、肩と腕の筋肉はかなりつらい状態になりますよね?
これが肩や腕の筋肉の等尺性収縮状態です。

このような状態は日常生活で多く発生します。
例えばパソコン作業で腕を前に出した状態がずっと続くとか、
新聞を読む際、手を前に出して新聞を支える状態を長時間続けるなど、
普段の動作の中にたくさん等尺性収縮運動をしてる場面があるのです。

それによって、筋肉が弛まない状況を作ってしまい、硬い状態が残ってしまう、
つまり「コリ」ができてしまう事になります。




”コリ”がひどくなると?

この「コリ」がひどくなると、
有痛性筋硬結(トリガーポイント)となり押されたところだけでなく、
様々な場所へ痛み(関連痛)を出したりします。

肩こりを押された時、関係のない頭の方にまで響いた経験ありませんか?
このコリがまさにトリガーポイントなんです。




”コリ”に対しての解決方法は?

筋肉は収縮するのにエネルギーを使いますが、実は緩むためにもエネルギーが必要になります。
硬くなった筋肉は周りの血管のを圧迫してしまい、エネルギーを運んでくれる血液が届かなくなってしまいます。
そのため緩む事ができずに硬くなったままになり悪化します。

つまりコリの解決法は、凝り固まった筋肉に新鮮な血液が送られるようにすることです。
マッサージや、鍼、お灸などは、筋肉を緩めて血流のいい状態を作る事が可能です。
他にもスーパーライザーなどの近赤外線療法もとても有効です。





頑固な肩コリの対処法

しかし、長い時間をかけて出来てしまった肩コリは
なかなか弛まないことも多く、回復までに時間がかかってしまいます。

また、コリを作ってしまっている要素(身体の骨格バランスや仕事環境など)を見つけ出し、
改善できる部分を少しずつ変えていく作業やセルフケアもとても大切です。

施術を受けてもすぐ戻ってしまう人、どうせ治らないと諦めてしまっている人は
是非一度当院にお越しいただければと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。
これからも患者さんへの有益な情報がお届けできるようがんばります。
今後ともお付き合いのほどよろしくお願いいたします。