脊柱管狭窄症は、背骨の中を通る神経の通り道（脊柱管）が狭くなることで、
神経が圧迫され、以下のような症状が出現します

a. 腰痛
脊柱管狭窄症の患者さんが最初に感じる症状は腰痛です。
特に立ちっぱなしや長時間歩いた後に痛みがひどくなることが多いです。

b. 下肢のしびれや痛み
脊柱管が狭くなることで、神経が圧迫され、下肢にしびれや痛みが現れることがあります。
足がだるく感じたり、歩いているときに痛みが走ることもあります。

c. 歩行困難（間欠性跛行）
脊柱管狭窄症の特徴的な症状の一つ。
歩いていると痛みが徐々に強くなり、少し休むと痛みが消えていくため、
歩いて、休んでを繰り返すようになります。

d. 排尿・排便の問題
症状が進行すると、神経が圧迫されて排尿や排便に障害が現れることもあります。

脊柱管狭窄症は、加齢や姿勢の悪化など、複数の要因が重なることで発症します。

• 加齢による椎間板や靭帯の変性・骨の変形
• 姿勢不良（猫背・反り腰など）
• 過度な負荷・スポーツ歴・外傷
• 筋肉や関節、自律神経のアンバランス
• トリガーポイント（筋肉の硬結）が原因となる場合も多い

実は、画像診断では脊柱管狭窄とされても、痛みの原因は筋肉や姿勢にあるケースも多く見られます。
こうしたケースには、手技療法での改善が可能です。

治療は大きく分けて以下の2つに分類されます：

保存療法（接骨院で対応可能）
• 手技療法（マッサージや筋膜リリース）
• 電気治療（近赤外線など）
• 温熱療法（ホットパックなど）
• 運動療法・ストレッチ指導
• 姿勢の改善・生活習慣の見直し


手術療法
重度で日常生活に支障がある場合には、整形外科での手術が検討されます。
ただし、多くの場合は保存療法で改善が見込めます。

当院「やまと鍼灸接骨院」では、症状の根本改善を目指した施術を行っています。

● 手技療法（当院の主軸施術）

国家資格を持つスタッフが、硬くなった筋肉や関節を手技で丁寧に緩め、神経の圧迫を和らげます。
また、トリガーポイント療法によって、痛みの原因となる筋膜の癒着にもアプローチします。
• 血流促進
• 可動域改善
• 痛みの軽減
• 姿勢へのアプローチ


● 姿勢改善指導

脊柱管狭窄症の多くは、姿勢の崩れが背景にあります。
当院では、日常生活での動き方や座り方、立ち方のアドバイスを通じて、症状の再発予防にも努めています。


● 電気治療・温熱療法
• スーパーライザーによる近赤外線照射で筋緊張を緩和
• ホットパックでの温熱療法により、慢性痛や血流不足をケア

予防には日常生活での小さな積み重ねが重要です。

• 適度な運動（ウォーキングやストレッチ）
• 姿勢意識（長時間同じ姿勢を避ける）
• 体重管理（背骨への負担軽減）

当院では、患者さま一人ひとりの生活に合わせたセルフケアの指導も行っております。

脊柱管狭窄症は放っておくと進行するリスクがあります。
しかし、早期に適切なケアを受けることで、痛みの軽減と日常生活の質の向上が期待できます。

腰や足のしびれ・痛みが気になる方は、専門的な知識と技術を持つ接骨院での対応が効果的です。

麻布十番で脊柱管狭窄症にお悩みの方は、やまと鍼灸接骨院までお気軽にご相談ください。